浅山一傳流の流祖は丸目主水で、国家弥右衛門を経て江戸初期に浅山三五郎一傳斎が中興、大成し全国各地に広まった。
浅山一傳流は、剣術・体術を中心に小太刀・槍術・鎌術・忍術・毒害・捕手・棒術・手裏剣術などを含む総合武術である。
諸国に浅山一傳流が広まる中、会津藩家老庶子である第13代大倉直行を経て、第16代上野貴天心(神道天心流開祖)が「浅山一傳流体術極意図解秘伝書」を出版、多くの門人に広く技法を伝承した。
現在、第17代神長成佳に師事した甲斐国征泰心(天道)先生は、延岡にて伝承を行うとともに、信州松本にも浅山一傳流を伝承するため当協会へのご尽力をいただいております。


 対甲冑戦は組討になる場合が多いため、逆手技を中心に手首・脇・肘・金的など甲冑の隙間や人体急所を効率よく攻める事を主軸とした柔術である。
浅山一傳流体術には、上段之位十二手、中段之位十二手などがある。

 
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【ご覧の皆様へのお願い】
 大変お世話になっております先生方、先輩方、同門の皆様のお名前を表記せず、
 非常に簡略化した系譜図とさせていただいております。
 また、失礼かとは存じますが敬称略とさせていただきます。あらかじめご了承ください。
 
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